吉良LCは1963年3月21日に豊橋LCのスポンサーにより、幡豆町・吉良町の“志高き人々”が日本で430番目のLCとして立ち上げました。
また、この年は東京オリンピック開催に向け日本国中が沸き、万事に躍動感が感じられた時期でもありました。
さらに、この地域は渥美半島と知多半島に囲まれ、山あり(三ヶ根山等)、川あり(矢作川等)、海あり(三河湾)の風光明媚な自然環境に恵まれ、歴史と文化的には「忠臣蔵」 で名高い吉良上野介義央公や荒神山で高名な吉良の仁吉、小説「人生劇場」の作者尾崎四郎の生まれ故郷でもあり、「鳥羽の火祭り」に至っては国の重要無形民族文化財に指定されるほどです。
2023年3月にはチャーターナイト60周年を迎えることとなります。
この間、日本の政治・経済・社会状況は幾多の世界的規模な激動と混迷の世相に巻き込まれながらも国際的な貢献を通してその存在を広め現状に至っています。
この様な社会情勢の中で、ライオンの高齢化・減少が進みクラブの活動も大きな転機に差し掛かっています。
クラブ活動はライオニズムにのっとり、地域社会に密着した事業を微力ながら“ウィ・サーブ(我々は奉仕する)”の精神の下地道にしかも着実に実行して参りました。
これからは、先輩各位により培われた名誉ある歴史や伝統を基に時代の一歩先を行くクラブ活動を目指して、日々研鑚を積み重ね“ライオンとしての高き志”を常に持ちたいと切に思っています。